【4K】「玄武の小山」に鎮座する織田信長を称える神社：京都府・建勲神社 (Kenkun Shrine | Shinto Shrine in Kyoto Prefecture)

どうも、最近ジンバルの使い過ぎで左腕が腱鞘炎になったヒロリンです（ぇ 最近は茶碗を持ち上げるのもしんどい(笑) さて、そんな腱鞘炎になった僕が今回紹介するのは京都府北区の船岡山山頂に鎮座する建勲神社（たけいさおじんじゃ）。この神社は戦国時代の英傑、織田信長公を御祭神とする神社です。 日本の歴史上の人物の中で、特に知られている武将と言えば？と問われれば徳川家康、豊臣秀吉と並んで挙がるのがこの織田信長でしょう。「天下布武」を掲げ、天下の覇者となるべく邁進し、ほとんどの国を手中に収めたものの、後一歩のところで命を落とした信長公。京都は織田信長公の人生における主要な舞台の一つであり、そして終焉の地としても有名です。 そんな織田信長公を祀る建勲神社が創建されたのは明治2年。比較的新しい神社ですが、建勲神社の起源は、本能寺の変が起こった1582年まで遡ることが出来ます。 本能寺で明智光秀の謀反にあった信長が倒れた後、彼の葬儀は京都・大徳寺にて、豊臣秀吉の手で盛大に執り行われました。そして信長の霊を慰めるべく、大徳寺の南に位置する船岡山に寺院を設け、像を安置することが計画されます。時の正親町天皇からもお許しが出て、天正寺の寺号も賜りましたが、寺院の建設は途中で中止となり、完成することはありませんでした。 時は流れて明治2年。戦国の世に天下統一の道筋をつけ、日本の近代化の基盤を作り、朝廷の復興にも尽力した信長公の働きを高く評価した明治天皇は、信長公の偉勲に対して神社を創建するようにと宣下されます。 こうして作られたのが現在われわれが目にすることが出来る建勲神社です。建勲神社が鎮座する船岡山は平安京遷都の際に風水思想に基づいて選ばれた「四神相応の地」の「玄武」（北の方角）に位置する山。 京都によく観光に来る人でも「そんな山あったかな？」と思われるかもしれない山で、標高は約100mほどしかありません。 しかし、この船岡山は平安京遷座の時から京都市北部のランドマーク的存在で、頂上からの眺望が極めて良いことが昔から知られており、京都市街を一望出来たり、比叡山や大文字山への眺望も素晴らしいことから、平安時代には王侯貴人の散策の地とされ、清少納言をして「丘は船岡」と言わしめたほどの山です。 また、あまり知られてしませんが、建勲神社は桜の隠れた名所でもあります。鳥居付近にはソメイヨシノ、そして拝殿前には遅咲きの紅枝垂れ桜があり、拝殿から比叡山方向に眺めた時の桜と社殿の共演や、石段前のソメイヨシノが立ち並ぶ光景は圧巻の一言。 この神社の桜がガイドブックなどで取り上げられないのが不思議なほど。 （あまり有名ではないので、朝早く行けばこの素晴らしい眺望を独り占めできるのが建勲神社の桜の良さ） この動画で、桜咲く建勲神社の素晴らしい光景をご堪能いただけると幸甚です。 Kenkun Shrine is a Shinto shrine on the top of Mt. Funaoka, a small mountain in northwestern Kyoto said to be the domain of Genbu, the tortoise guardian of the north. Kenkun Shrine enshrines Oda Nobunaga, the 16th century warlord who aimed to unify the country of Japan under one banner and helped see an end to the Warring States period in Japan. A short hike will take you to the main shrine area at the summit, which was built in the late 1800’s by decree of Emperor Meiji. The view from the shrine of Kyoto city spread out beneath the mountain is worth a look, and fans of Japan’s Warring States period will be interested in the shrine’s origins. Situated as it is on the summit of the small Mt. Funaoka, Kenkun Shrine offers a short hike that will allow you to feel removed from the city around you without leaving you winded. Multiple trails allow you to approach the shrine from a variety of directions using stairs and slopes, and seasonal blossoms such as sakura can be seen depending on the month. As a sanctuary of sorts for nature in the concrete surroundings, there is quite a lively bird population that flits from tree to tree and serenades visitors on their way to the top.

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